ジャガー概要
高級スポーツセダン「XJ」をはじめとした英国のラグジュアリーブランド「JAGUAR」。
アルミモノコックフレームやエアサス等、現在では他メーカーでも見られる構造をいち早く取り入れたのはジャガーでした。
ジャガーにしかない英国らしい伝統と先進性を併せ持った美しいデザインが特徴です。
2008年より同じ英国のメーカー「ランドローバー」とともにインドのタタモーターズ傘下になり、モジュラーエンジン「INGENIUM」からガソリン、ディーゼルモデルを展開。スポーツクーペタイプ、SUVタイプ、コンパクトタイプを揃え、近年は電気自動車の開発を行っています。
ジャガーの今後
ジャガーXJが2019年に生産終了になり、現在はセダンよりもSUVタイプのF-PACEが人気のモデルになっています。自動車業界の電動化の波もあり、「Reimagine」と題したスローガンのもと2030年には純EVブランドを目指すそうです。
2023年に発表された情報によるとXJの後継かと目される4ドアGTもあり今後の展開が期待されます。
SVR/SVXモデル
ジャガー・ランドローバーには2017年頃からSVRとつくハイパフォーマンスグレードが設定されています。スペシャル・ビークル・レーシングの略で、メルセデスベンツのAMG部門のような「スペシャル・ビークル・オペレーションズ」がチューニングした高性能モデルになります。
以前はスポーツグレードというとXJRなど「R」や「S」が付くモデルがありましたが、内装を含めた総合的な発展型といった位置づけです。
2023年~にはオフロードを意識した「SVX」が追加予定です。
ジャガー買取相場・リセールバリュー
ジャガーブランドの中心は現在、SUVモデルになっています。セダンタイプのXF、XEもありますが、セダンタイプの人気が下がっており残念ながらリセールバリューはあまりよくないという評価になってしまっています。コンパクトなE-PACEを含め3年以内のリセールバリューは約6~7割となっています。
電気自動車I-PACEも発売され、日本でも2021年は1000台以上販売されたとの情報もありますが、一般的に電気自動車やハイブリッド車は電池の劣化からリセールバリューは低い傾向にあります。
スポーツタイプのF-typeでは2020年マイナーチェンジがありデザインが変更されました。リセールバリューは「アウディのスポーツモデルと同じくらい」といったところです。 SUVモデルのF-PACE、低走行車、人気のオプション車は比較的高くなっています。
性能も向上しデザインもモダンなラグジュアリーブランドではありますが、人気度合い、市場の需要によって価格が決まっているのが現状です。
ジャガー 以前のモデル
丸目4灯のX350、X358のフォード傘下時代のジャガーをお好きな方も多くいらっしゃいます。しかし自動車は走行距離が重要であり、やはり年式が経つと一般的には買取価格は安めになっています。
年式の経つ車は日本車でもドイツ車でもメンテナンス費を考慮され安くなってしまいそのなかでもジャガーはパーツ代は比較的高いメーカーです。(しかし、ちゃんとメンテナンスすればタフな車なのでXタイプやSタイプでも大事にされている方もいらっしゃいます。)
一方、スポーツタイプのXKは根強い人気があります。価格帯と性能から競合が少なく扱いやすいライトウェイトは趣味カーとして人気があります。
XJ-Sやデイムラー等は20年以上が過ぎ、きれいな物はかなり少なく、売買自体が少なく査定が難しい車種になってしまっています。
1960~1970年代のE-typeまでさかのぼるとクラシックカーとなり、状態の良い物は海外向けの輸出なども行っているクラシック・旧車専門店での査定がおすすめです。
ランドローバー
1970年代に登場した「レンジローバー」により高級オフロードカーというカテゴリーを生み出したといっても過言ではない英国のメーカーがランドローバーです。
ジャガーランドローバー(JLR)として生産工場は世界各地にあるものの現在も英国Solihullに本社があります。(公式サイト)※公式動画によると発音はジャギュア。
また工業都市圏内であるコヴェントリーにはジャガーの本社があります。
この10数年の間にSUVというカテゴリーが主流になり、各メーカーコンパクトサイズからクーペ、クロスオーバーと様々な派生車種が誕生していますがそれ以前から、ランドローバーの「レンジローバー」があります。 エアサスや軽量なアルミボディ、4輪駆動でオフロードでも乗り心地と安定性、走破性を備えた高級車です。
現在でも、高級オフロードカーとしての地位があり、システム面、性能面でもバージョンアップが図られています。
一方オフロードを意識した従来の「ディフェンダー」や「ディスカバリー」も昨今のオフロード人気からメルセデスベンツ Gクラスやジープなどとは別の方向性で人気を獲得しています。
生まれ変わる前の角ばった旧型ディフェンダーやレンジローバーもマニア的な人気があります。
お金はかかるもののメーカーでもクラシック・ランドローバー保存の名目でパーツやキットを販売しています。
ランドローバー買取
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